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momonGa-2。解体新書(駆動部)

 昨日のNHKドラマ「10年先も君に恋して」ご覧になりました?
彼氏(ダンナ?)役の内野さんが熱く語っていた”宇宙エレベーター”。

そうです。ソレをチーム奥澤は作っているんです。現実は博の様なカッコイイ理系男子(オヤジ?)でなく里花もいませんが。。。。ということで、ドラマ便乗記念(笑)でmomonGa-2。の駆動部について少しご紹介します。

駆動部はモータ動力を伝えるドライブローラとテザーへ摩擦力を与えるプレッシャーローラの対向方式です。
presuer0901.jpg
駆動部写真

上のプレッシャローラーやカバーを外すと。。。
drive0901.jpg
駆動ローラー部写真

写真右側のタイミングプーリーを介して真中にあるドライブローラーへ動力を伝達します。
奥の方に見えるのはモーターをバラした状態。市販のモーターを改造して使ってます。
写真の左側に見える部品はブレーキユニットです。上下で形が違うのはブレーキ仕様の変更(位置保持から制動方式)をしたからです。開発中は毎日のようにマイナーチェンジしていきます。

 今回メカ担当として造形美や機能美にもこだわってみました。一見ピカピカな鉄の塊に見えますが、アルミ材料の一種である超ジュラルミン(鉄の重さの約1/3)で作って軽量化をはかり、ユニット単体で機械的剛性を確保することでモジュール化を実現しています。(でもメチャ重いってメンバーから非難轟々。。。)
 またそのカタマリ(苦笑)の中には様々な機能が内臓されています。
frict0901.jpg
駆動部図解 1

テザーに動力(摩擦力)を伝える為には、2つのローラーでテザーをサンドイッチする時の「スキマ」と「押しつけ力」で管理されます。
「スキマ」で調整すると微妙に変化するテザーの厚みで摩擦力が変動してしまうため、スプリングを使ってプレッシャローラがフロートする様にするのですが、伝達摩擦力を得る為に必要なスプリング力を与えるとテザーがつぶれ過ぎて抵抗が大きくなってしまい動力損失が発生してしまいます。
 そこでmomonGa-2。では「スキマ」と「押付力」を独立して調整、つまりテザーをつぶさず押付力を与えられる機構にしました。

dustprf0901.jpg
駆動部図解 2

もう一つは「防塵性」
 競技会場は土埃の舞うクライマーにキビシイ環境で行われます。通常は実験機の意味合いも強いので調整やメンテナンス性向上の為にいろいろな機構部を露出させたクライマーを開発するのですが、あえて逆を考え防塵性能を追求してみました。
 一番上の写真を見ての通り外部からはあまり機構的な部分は露出しておらず、摺動部や回転部はなるべく内臓されるようにしました。ただしやみくもに防塵シールすれば良いのではなくスキマをつくることで侵入した塵が排出されるようにしたり適材適所でコストダウンをはかりました。(経験上中途半端なシールが一番トラブルの原因になります)

なーんて立派なコンセプトで設計したのですが、競技結果を見ての通りそれらが効果的に機能したのかは?です。
今後ボチボチ実験しながら確かめますね。

長々読んで下さりありがとうございました。
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