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FireBall V90 CNC Router。

以前に導入した、FireBall V90 CNC Routerについての情報が欲しいとのリクエストがありましたので、
まとめてみようと思います。

○導入検討
加工部品の精度向上+加工の幅を広げたかったので、
CNCフライスの導入を検討しはじめました。
下記の条件を元に、選定を進めていきました。
・予算は10万円程度
・メインはアルミ板への加工
・加工面積はできるだけ、広いほうが良い
・賃貸アパートに設置
と、いう条件のもとで3機種ほどに絞り込みました。
1.FireBall V90 CNC Router
 http://www.probotix.com/FireBall_v90_cnc_router_kit/
 ワーク:450*300*75[mm]
 価格:100000円くらい 
2.Sable-2015
 http://cncmill.web.fc2.com/
 ワーク:200*150*60[mm]
 価格:100000円
3.mini-CNC BLACK1520(200*150*50)
 http://www.originalmind.co.jp/cargo5/black2/
 ワーク:200*150*50[mm]
 価格:129900円
有名なオリジナルマインド製の機体以外は、あまり話を聞いたことが無い機種です。
WEBで情報を探しても,日本ではほとんど使用されていないようでした。
当時、加工対象としていたサイズが、200*300程度は欲しかったので、
木製フレームの剛性不足を心配しながらも、FireBall V90の導入を決定しました。

○組立
まず、届いた箱の大きさと重さに驚きました。
とりあず、部屋の真中に組立スペースを作って、作業開始。
最初に驚いたのは、予想以上に木材部品のみだったこと。
写真で見て樹脂だと思っていた部分が、黒とか灰色に塗装された木材だったとは…汗
まず、気になったのは、リニアガイドが接着されているだけだった点…
精度云々の前に、外れないか不安です。
FaireBall V90-1
そんなこんなで上部は大体完成。意外としっかりしています。
FaireBall V90-2
ただ、送りねじのバックラッシはクランプと樹脂で決まるので、ちょっとがたが大きい感触です。
締め過ぎると動かなくなりそうなので、0.1[mm]程度は有りました。
FaireBall V90-3
次に、下側を組み始めたのですが、台形ねじのナットが樹脂でした。
台形ねじがインチなので、擦り減ったときに、交換部品を簡単に手に入れることができなそうなので、
ハードユーザーにはオススメできなそうです。
FaireBall V90-4
土台部の組立も大詰め。
物が大きいので、一人で組立だと結構厳しかった気がします。
FaireBall V90-5
ちなみに、ねじ類は全てインチなので要注意です。
六角レンチは買いましたが、スパナまで買うのは避けたかったので、mmのスパナに当て板して対応しました。
FaireBall V90-6
とまぁ、そんなこんなで枠組みは完成。
ちなみにカップリング(金色の部品)は真鍮製の剛体なので、
軸をつなぐだけで、偏心や偏角などの誤差吸収はしてくれません。
FaireBall V90-7
スピンドルは純正品を購入しました。
と言っても、市販のリューターです。
ホルダがあるのですが、ホルダとリューターのがたが気になりました。
FaireBall V90-8
とまぁ、そんなこんなで組立完了。
木製の板の上に、t6のアルミ板を敷きました。
精度的には、木材のベースに対し、300[mm]で±0.5[mm]くらいでした。
FaireBall V90-9
制御系はこんな感じです。
DC電源の切り替えさえすれば、日本でも使用できます。
FaireBall V90-10
というわけで、組み立てたはこんな感じでした。

使ってみての感想ですが、剛性がないなぁ。といった感じです。
本体自体の剛性は意外とあるのですが、スピンドルまわりが弱い!
特に、スピンドルホルダの青い樹脂部品はエンドミルが引っかかったときにまっぷたつに折れました。
まぁ、ここが壊れてくれたので、フェイルセーフといえばそうなのですが…
精度を求めるなら、スピンドルは改造が必要だと思います。
あと、調整がしにくいです。
設計的に、シムを挟んだり、ちょっとずらしたりってのがすごくやりにくい!
精度も、調整しても、気がついたら元に戻っていたりします。
とはいえ、購入価格10万円でここまで大きな物を加工できる環境が手に入るのは大きな魅力です。

☆まとめ
○気になった点
うるさい。
 リューターが最低の回転数にしても、うるさいです。高周波音なので、かなり耳障りに感じます。
 アパートだと厳しいと思います。
リュータの電圧がちがう。
 海外製のリューターなので、電圧が違います。
 日本向けの製品を買うよりも、リューター+変圧器のほうが安かったので、
 CNCと一緒に購入しましたが、要注意です。
ボルト類の規格が違う
 ナット・ねじ類は全てインチです。
 レンチやスパナが合わずに、組立には苦労しました。
台形ねじがインチ
 台形ねじの送り量もインチなので、四捨五入することになります。
 精度的には問題が無いのですが、気持が悪いです。
剛性不足
 基本的に本体は木製+樹脂です。
 やはり、剛性に不安を感じます。
でかい
 部屋に置くにはデカイです。
 デスクトップCNCと謳っていますが、アメリカンサイズです。
 ネットでイメージしていたサイズより、だいぶ大きい感触です。

総評としては、ラフに木材とか発泡スチロールを削って、遊ぶには向いていると思います。
しかし、アルミや基板なんかには精度的にちょっと厳しいかなぁ。といった印象を持ちました。

○実際の値段。
価格 $1,210.68
 本体+制御基板 $889.94
 スピンドル用リューター $59.99
 送料(USPS(6 - 10 Days)):$260.75

○その他の写真
http://dl.dropbox.com/u/2560297/FIREBALLV90.zip
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木製部品だったとは。。

以前に導入した、FireBall V90 CNC Routerについての情報が欲しいとのリクエストがありましたので、まとめてみようと思います。○導入検討加工部品の精度向上+加工の幅を広げたかったので、CNCフライスの導入を...

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